インターンシップ参加のメリット
理系大学院生の民間企業におけるインターンシップへの参加者が年々増加する一方で、「どの企業に応募して良いか分からない」「貴重な学業(研究)の時間を割くことに不安がある」「企業への就職は考えていない」という声も多数聞こえます。
大学の研究室を飛び出し、企業における研究開発の現場を体験することは、学生が自身のキャリアパスを考える上で非常に有益であると考えています。いつもと異なる環境、限られた時間の中で、最大限の成果を出すために新しいテーマと向き合うことは、今後の進路に関わらず、貴重な経験となるはずです。
本プログラムの特色は、参加企業様に計算科学・計算化学・情報科学・物性科学分野に特化したインターンシップのテーマを設定いただくことで、学生が大学での研究を活かしながら企業における研究活動を体験し、視野を広げることができる点です。また、自分の研究内容とマッチするテーマがない場合、ご自身で企業側にテーマを提案することも可能です。インターンシップの受入れが決定した場合の企業との協定書の締結や、条件面の確認など、一連の事務手続きは当事務局が代行しますので、安心してインターンシップにご参加いただけます。
インターンシップでは、博士課程の貴重な時間を費やすことになります。ミスマッチとならないために、本プログラムでは学生と企業がWin-Winの関係となるよう最善を尽くします。アカデミアかインダストリーか、今後の進路を模索中の方は、自身の可能性を広げるためにもまずは一歩、踏み出してみませんか。
参加方法
まずは年に一度開催される「企業人材ニーズvs博士人材シーズマッチングワークショップ」(例年5~6月頃開催)にご参加ください。
終了後のアンケートにて、参画機関における研究インターンシップへのエントリー希望の有無をご回答いただきます。
本プログラム参画企業における研究インターンシップの実施を希望される方は、こちらの「登録フォーム(博士人材用)」に必要事項をご記入の上ご提出ください。
(■注意事項:登録フォームへの記載に当たっては「Adobe Acrobat Reader」をご利用ください。
ワークショップに参加が叶わない方で、本プログラムの研究インターンシップにご興味のある方は、こちらよりお問い合わせください。
※但し、実際のエントリーに際してはマッチングWS参加者優先となります。また、毎年7月末にはインターンシップのエントリーを締切ります。
インターンシップ実施にあたっての諸注意
- 当プログラムは、1~2ヶ月程度(調整可)の長期インターンシップとなります。
- インターンシップ参加前に、指導教員の許可を得てください。企業と本学との間で「研究インターンシップに関する協定書」の締結が完了した後に、当事務局より指導教員の方へ協定書の写しを送付し、内容を共有します。
- 国際卓越大学院コース生、日本学術振興会特別研究員などの方は、本プログラムに対する申請とは別途、ご所属のプログラムに対し、インターンシップ参加のための手続きを行っていただく必要があります。
- 学研災付帯賠償責任保険(略称「付帯賠責」)の下記いずれかのコースに必ずご加入ください。保険料は自己負担、加入手続きの窓口は、ご所属研究科の教務/学務課となります。
Aコース(負担額:340円) | 学生教育研究賠償責任保険(略称「学研賠」) |
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Bコース(負担額:210円) | インターンシップ・教職資格活動等賠償責任保険(略称「インターン賠)) |
※AコースはBコースの活動範囲を含みます。詳細は下記を参照。
http://www.jees.or.jp/gakkensai/opt-baisho.htm
■注意事項:登録フォームへの記載に当たっては
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