ご入会のメリット
高度人材育成事業
計算物質科学とコンピューターの進展に伴い、第一原理計算やマテリアルズ・インフォマティクスを活用し、有用な性質を持つ新規物質を実験に先立ってデザインする研究が盛んに行われています。高度人材育成事業では進展著しい第一原理計算やマテリアルズ・インフォマティクスの基礎と応用を体系的に学ぶ機会を提供します。
2020、2021年度は密度汎関数理論に基づく第一原理計算の基礎と応用に関して8回シリーズのオンライン講義を行い、大学、企業、国立研究所から多くの方々にご参加頂きました。2022年度はマテリアルズ・インフォマティクスを取り上げ、基本的な考え方や実際の応用事例に関して講義を実施致します。マテリアルズ・インフォマティクスを体系的に学ぶことができ、また実際の物質デザインにおいてどの様に活用されているのか知ることが出来る良い機会になるかと存じます。
皆様方のご参加をお待ちしております。
講師
物質・材料研究機構 田村亮氏
東京大学 福島鉄也氏
東北大学 熊谷悠氏
分子科学研究所 南谷英美氏
産学マッチング事業
【マッチングワークショップ参加のメリット】
- 企業のニーズも細分化、専門化しているため、具体的な技術論でのマッチングが出来る貴重な取り組みとなっている。
- 博士課程の学生、ポスドクの率直な悩みや意見、企業に抱いているイメージなど直接聴くことができる。
- 将来採用の可能性がある優秀な博士人材とつながりが持てる。
- 参加者の専門性が限定されているので、学生の興味に沿って会社および研究開発の説明を行うことができ、自社の企業イメージを伝えることができる。
- 参加者の人数規模も大きくなく、個別にいろいろと対話することができる。
- 他社の取り組みを知る機会となり、自社を振り返る参考になる。懇親会で交流できる点も有益と感じる。
【博士課程学生の研究インターンシップ受入のメリット】
- 学力および専門性の高い博士人材から新しい発想や着眼点、多くの知見を得ることができる。
- 企業内の立場とは異なる視点からの意見、反応が得られ、刺激となる。
- インターンシップ中に創出された成果が、企業側で今後活用できるものになり得る。
- 能力の高い博士学生の研究の姿勢や成果を見て、若い研究者が刺激を受けること。
- マンパワーが足りないなどの理由で取り組めていなかった課題を進めることができる。
- 若くて能力の高い人材が自社で活躍するために、会社として与えるべき方向付けや日頃の接し方について、検討する機会を持てる。
- 今後強化していくべき新しい技術の内容と必要性、有効性を理解することができる。
- 互いが持っていなかった知識やデータを融合させることによって、有用な技術や知見を得ることができる。
- 若手の人材育成、社会との頭脳循環に協力・貢献できる。
- 博士人材の卒業後の進路の選択肢となり得る。
- 新しいことに取り組むきっかけになる。
*全て参画企業様へのアンケートより抜粋
インターンシップ実施にあたっての諸注意
- 当プログラムは、1~3ヶ月(調整可)の長期インターンシップとなります。
入会方法
- 「計算物質科学高度人材育成・産学マッチングプログラム規約」の内容を確認・承諾の上、「入会申込書」に必要事項を記入
- 上記申込書をE-mailおよび、押印版原本を下記事務局まで郵送
(入会申込書を電子ファイルで受領した時点で、お申込み受付となります。) - 当プログラムにて入会審査の後、承認の通知および請求書の送付
- 会費を納入、会員登録完了
- ※お申込みは年度単位となります。
- ※『2022年度 事業説明会』の資料はこちらからご参照ください。
参加費および定員(2022年度)
事業名 | 参加費 | 定員 | 入会受付期間 |
---|---|---|---|
高度人材育成事業 | 受講者1名あたり10万円* | なし | 2021年12月15日~2022年9月2日 |
産学マッチング事業 | 1社あたり20万円* | 12社** | 2021年12月15日~2022年2月28日 |
* 消費税は別途課税。
** お申し込みが12社を超えた場合、 前年度(2021年度)の参画企業を優先し、その他を先着順とします。
(優先受付期間:2021年12月15日~2022年1月14日)
◆入会申込書PDF版ダウンロードに関するご注意◆
ダウンロードファイルはテキスト入力可能なPDFですが、
Google ChromeおよびMicrosoft Edge環境で、一部入力不可のPDFがダウンロードされる現象が起きています。また、入力可能な状態になっていても文字の色が白に設定されている場合もあるようです。フォントカラーを手動で黒に変更できる場合はそのようにご対応いただけると助かります。または入会申込書(Word版)をご利用ください。ご面倒をおかけして大変申し訳ございません。
ご参考までに関連情報を下記に示します。
・Firefox および Chrome での XFA ベースの PDF フォームの開き方
・Microsoft EdgeでPDFファイルのフォームが入力できない
・Google Chrome で Adobe Acrobat 拡張機能を有効にする
・Adobe Acrobat Reader 最新版をダウンロード